良好風土形成に資する土木事業展開のための工学・風土工学
ー風土工学の考え方と目指すものー
ー風土工学の考え方と目指すものー
風土工学研究所長,工学博士,㈶土木研究センター
(前)建設省土木研究所 地質官
(前)建設省土木研究所 地質官
竹 林 征 三
1 土木施設評価の二面性 一満足拡大の土木と不満解消の土木一
土木施設を評価するには二面性がある。客観軸評価の側面と主観軸評価の側面である。
これまで物理的機能の充足をめざすという客観的側面で公共事業の整備,すなわち土木事業を進めてきた。物理的機能が充足されれば,地域の人々は必ず主観的に喜んでくれるものであるとの信念のもとに河川や道路や下水道等々の社会資本整備を展開してきた。
たとえば,河川改修を例にとれば洪水がくれば破堤し,浸水被害で困窮している地域に対し,洪水に対しより安全度の高い頑丈な堤防にすれば地域の人々は必ず喜んで頂けると考えてやってきた。この関係は物理的機能という客観軸のみによる一元的な認識による評価ということができる。
確かに破堤しやすい貧弱な小さな堤防から少々のことでは破堤しない頑丈で大きな堤防へ物理的機能は充足されたことになる。もともと物理的機能不充足によるどちらかと言えば良好でない居住環境の風土に対し不満を感じていたか,あるいは余り不満を感じていなかったかもしれない。物理的機能が充足されても決して良好風土が形成されたと言えず,堤防が出来たことに対し良好な風土が出来たという誇り意識は形成されてこない。浸水しやすい国土が少々のことでは浸水しない,すなわち地域に対する不満が解消されただけでどちらかと言えば当然のことであると認識されているのではなかろうか。
このパターンは浸水しやすいというどちらかというと不満を感じる良好でない環境に対する不満解消型土木事業のパターンであり,頑丈な堤防という物理的機能が充足されても誇り意識は形成されない。このようなパターンは,どちらかというと文明文化衰亡期によく見られる認識パターン構造である。
一方,毎年のように浸水するという貧弱な堤防という物理的機能不充足は大自然がその地に与えた宿命であり仕方がないこととあきらめていたところにそれが堤防を強化され頑丈な堤防になり少々のことでは浸水しない楽土に生まれ変わるという大変ありがたいことであるとの認識に立てば,神がその地に課した宿命を克服し楽土に甦らせたという地域に対する誇り意識が形成されてくる。
このパターンは,浸水しやすいというどちらかというと誇りを感じない宿命の風土から楽土にかわるという満足拡大の土木事業のパターンであり,この場合は頑丈な堤防という物理的機能が充足されることにより良好風土が形成される。このようなパターンはどちらかというと文明文化興隆期に良く見られる認識パターン構造ということになる。
すなわち,図ー1に示すように従来のような物理的機能の充足と不充足という客観軸による一次元的な認識方法のみではなく,心に形成されるイメージとして不満を感じるか誇り意識を感じるかという主観軸による認識方法を加えた二次元的な認識方法による評価に立脚することが重要である。
2 土木施設の物理的機能の二面性 一量的機能と質的機能一
前節で土木施設の評価にあたって物理的機能という客観的側面と,満足度とか豊かさとか,誇り意識とかという精神的機能という主観的な側面の二面性があることを論述してきた。さらにそれらの内容を細分することにより考察を深めたい。
土木施設が持つ客観的な物理的機能には量的な機能と質的な機能の二面性がある。すなわち,河川の持つ計画高水流量○m3/sの疎通河積という治水機能や○m3/s 都市用水確保という利水機能というのは量的機能であり,水質とか,ほたる護岸とか親水護岸とか環境的機能は物理的な質的機能ということになることは既に広くよく認識されているところであるので,詳述することは差し控える。
3 土木施設の質的イメージ評価の二面性
質とは何か,広辞苑によれば,
① 生まれつき。天性。性質,体質。
② 内容。中身。価値。物質,品質。
③ 問いただす。質問,質疑。
④ 飾りけがないこと。質実,質素。
⑤ Quality,物がそれとして存在するもとであるもの。量Quantityの対。
イ.対象を他の対象と区別する特色となっているもの
非感覚的な面をも含む。「どのような」という問に対する事実のあり方。
非感覚的な面をも含む。「どのような」という問に対する事実のあり方。
ロ.論理学では判断の肯定・否定をいう
英語の概念で質にあたる単語はQualityである。Qualityは,of what kind(いかなる種類の)に相当する意味を持つラテン語Qualitasを語源とする。英語のQualityは漢字の質の概念のうち⑤のみの概念である。すなわち,対象となるものを物理的な対象としてとらえ,それの区別する特色のみに着目している。すなわち客観的評価の側面のみしか考慮しようとしていない。しかし,質(漢字および日本語の概念)には⑤以外に①から④の概念,すなわち主観的側面が備わっている。すなわち,対象となる同じものを見ても人によっては満足を感じたり,不満に感じたり,また,冷たく感じたり,暖かく感じたりというようにいろいろな情緒を感じる。この質的評価の二面性のうちの主観的評価の質が土木施設のイメージ価値を大きく左右する大切なものなのである。
4 「満足拡大の土木」と「不満解消の土木」
土木施設のイメージを形成する主観的な質にはさらに二面性がある。すなわち,プラスイメージの質とマイナスイメージの質である。都市の出すゴミも産業廃棄物として不用なものの処理という観点に立てばマイナスイメージを形成する。しかし,積極的に新しい都市基盤をつくる資源だとすればプラスイメージを形成する。
よく言われることであるが,ゴミも分別しなければゴミであるが,分ければ宝と化す。再生可能な資源となることは多くの事例で実証済である。また,東京都のゴミ処分埋め立て地を‘‘夢の島”とプラスイメージで呼称し,プラスイメージの土木事業を付加すればいずれの時か東京の新しい副都心として生まれかわる。
誇りを感じる(プラスイメージ)の反対は不満を感じる(マイナスイメージ)ではない。不満を感じない(マイナスイメージ)の反対は誇りを感じない(ブラスイメージ)ではない。誇りを感じるの反対は誇りを感じないであり,不満を感じるの反対は不満を感じないである。
誇り(プラスイメージ)を感じる因子と不満(マイナスイメージ)を感じる因子とは異なる。誇り意識を形成する因子をプラス因子あるいは前向き因子と称し,不満意識を形成する因子をマイナス因子あるいは後向き因子と称する。ゴミ処理場とか下水処理場等で悪臭等で衛生状態が悪ければ誰もが不満(マイナスイメージ)を感じるが,衛生状態を良くしても不満は解消されるだけで,別に誇り意識(プラスイメージ)は形成されてこない。
少しの降雨で浸水する低い地域は神が課した宿命でありマイナスイメージの地であるそれを解決してくれる治水事業とすれば不満解消の土木事業となり,物理的機能が実現しても決して良好イメージの風土が形成されるということはない,機能が実現しても,それは当たり前の土木事業ということである。
しかし,浸水被害でやられつばなしのマイナスイメージの同じ地域であるが,堤防の実現という物理的機能の実現と共に素晴らしい皆がうらやむ良好な住宅地にして見せるのだという新しいコンセプトを積極的に付加することによりプラスイメージの世界に転じ機能の実現と共に良好風土が形成されていく。すなわち,「満足拡大の土木事業」となる。
この地は水利が悪くて役に立たない不良地であると神が課した宿命の地で仕方がないと半分あきらめていた地に水資源開発をし,用水を補給することにより,良好農地「桃源郷」を実現するのだとする土木事業は満足拡大の土木事業となり,物理的機能の実現と共に良好風土が形成される。
本州と四国を橋で渡れるということは夢の夢,その悲顧を達成してくれる土木事業はプラスイメージの土木事業であり,物理的機能の実現と共に良好風土が形成される満足拡大の土木事業となる。
下水という名のもとに下水は不衛生なマイナスイメージのものとの認識に立ち,それを衛生的なものにする土木事業は物理的機能が実現しても不満は解消されるが,良好イメージは形成されない。
しかし,下水を地域の誇りとなる水辺環境をつくる宝の源と位置づけると共に,また,下水処理場というオープンスペースを緑の少ない都市にあって積極的な緑の憩いの場にしてみせるという新たなコンセプトを付加して土木事業を展開すれば,技術開発等の積極的な努力は必要とするも,いずれ機能の実現と共に良好イメージが形成される満足拡大型の土木事業となる。
土木事業は環境破壊だというマイナスイメージのもとに展開すれば,いくら立派に機能が実現し,不満解消されても,おのずから良好イメージが生まれ,良好風土が形成されるということはない。
土木事業をより良い素晴らしい環境を創造するものだというプラスイメージのもとに展開すれば機能の実現と共におのずから良好イメージが生まれ満足が拡大し,良好風土が形成されてくる。
土木事業はもともとその地の従来の風土をつぶすという一面と,新しい風土文化を創造するという表裏二面性を持つ事業なのである。
スケールの大きな土木事業ほど環境や風土に与えるインパクトは大きい。すなわち,良いインパクトも悪いインパクトも共に大きいということである。
欧米の自然は砂漠型風土や草原型風土であり,一方向に変化してやまない自然風土であり,一度環境を破壊すると極めて復元が難しい環境なのである。
環境復元の努力に応えてくれない自然環境の風土なのであるから,自然は克服するものであり,土木事業は異なる環境すなわち人工環境に変化さすものである。一直線に変化してやまない自然なのである。
一方,日本の自然はモンスーン型風土であり,循環する巡り,廻る自然風土であり,土木事業で環境を改変しても,従前と全く同じということではないとしても環境復元の努力に応えてくれる自然環境である。従って,狭義の経済的効果のみを目的函数として環境改変,風土改変について一切おかまいなしで利便性追求に突き進むような土木事業の展開をすれば,環境破壊や風土破壊につながることになるであろう。
従前の環境をよく調べ,良好な環境は保全し,あまり好しくない環境であれば,良好な環境を創生するというコンセプトで土木事業を展開すれば日本のモンスーン型自然環境はその努力に応えてくれるのである。
欧米の砂漠型や草原型の自然環境はその努力に応えてくれず,人為を加えれば加えただけその度合いに応じ環境は変化して行ってしまう。
欧米の環境論者は土木事業は環境破壊だという論調をよく展開されている。自然環境保全の努力に応えてくれない自然を相手にしている人達にとってはそのような展開もやむを得ないことなのかも知れない。
しかし,日本の自然は環境保全の努力,より良き環境創造の努力に間違いなく応えてくれる自然であり,従来それらの配慮がほとんどなされないものがあった事も確かであるが,環境保全の重要性が認識されてからの土木事業にあっては環境保全とより良き環境創造への積極的にして大変な努力がなされてきている。
その結果,欧米とは異なり,従前の環境とは全く同じという訳にはいかないが,良好な環境が保全されている事例や良好な環境が創造されてきた事例がほとんどであると称しても過言でないところまできている。
マスコミ等が土木が環境破壊だとの報道で形成される土木事業のマイナスイメージを前提とし,その認識のもとで土木事業を展開すればいろいろな努力をしても,しょせん,機能が実現しても不満解消型の土木事業としかならない。
欧米の環境論者は土木は環境破壊であるから,環境へのインパクトをできるだけ少なくするということより最大の努力がそのインパクト軽減対策としてのミティゲーションの概念しか思いつかない。
より良き環境創造の努力に応えてくれる日本の自然を相手とする日本の土木事業の展開にあたっては,環境へのインパクトをできるだけ少なくするという軽減対策としてのミティゲーションの概念すなわちマイナスイメージ解消を目指す不満解消型の土木事業ではなく,より良き環境を創造するというクリエーションの概念,すなわちプラスイメージ形成を目指す満足拡大型の土木事業でなければならない。
マスコミ等が展開する土木は環境破壊だという報道や,一部欧米の環境論者の展開する理論をそのまま,我が国にも展開する一部の環境論者が一方的に決めつける土木事業は環境破壊であるとの論ですすめるミティゲーション的な不満解消型の土木事業ではなく,日本と欧米の環境復元力の相違の本質をよく理解した上で,より良き環境を創造して見せるという積極的な展聞を前提とし,土木事業プラスイメージで展開して行けば満足拡大の土木事業となり良好環境,良好風土形成が図れる。
5 風土工学の概要
“ものづくり”に人間とのインターフェイスを求める方法論は感性工学と称し,多くの商品開発に適用され多くの成果を上げてきており,その方法論の有効性については産業界でもよく知られている。感性工学は日本人の豊かな感性が構築した純和製・国産の工学体系である。
大学等の教育研究機関でも信州大学に平成7年度感性工学科が世界で初めて講座を開設し,第1講座感覚分子生理学,第2講座感性情報学,第3講座感性創造工学の計3講座よりなり,平成8年9月現在,教授8人,助教授4人を擁する大変大きな学科で教育と研究に取り組まれている。教授の陣容を見ると学位等の経歴から見ると工学系が4人,文学系が5人,医学系1人,理学系1人,学術系1人という非常にユニークな構成よりなる工学科である。
一方,京都大学名誉教授(現近畿大学教授)の佐佐木綱先生が風土分折の工学的研究に長年取り組んでこられている。その成果は,先生の提唱により平成2年7月24~25日京都市の国際交流会館で世界約10ヶ国の参加のもと,大きな風土分析国際ワークショップが開催された他,平成6年7月26~28日には熊本の小国町の木魂館でも1994,風土分析国際ワークショップ等が開催されて大変大きな成果を挙げてこられている。
私が工学体系として構築を目指しているものは風土分析手法と感性工学手法を組み合わせることによりヒューマンインターフェイスの土木工学として新たな風土工学体系が構築される。
風土工学の対象とするものづくりは,有形なる土木施設と共に,土木施設の名前等,土木施設の持つ無形なるものも含まれる。感性工学はその創始者である長町三生広島大学名誉教授(現呉高専校長)は感性工学は「人間が持つ感性やイメージを具体的にモノとして実現するために設計レベルヘ翻訳する技術」と定義されておられる。私が提唱する風土工学も全く同じアナロジーで定義できる。すなわち「風土工学とは地域おこしにおいて,地域の持つ風土文化やローカルアイデンティティーを景観設計のデザイン要素等のハードのものづくりの他,ネーミングデザイン等のソフトなものづくりに適合さすことにより,地域の個性にあった土木事業を計画するテクノロジーである。」
6 総合学としての「風土工学」 一風土工学を支える六つの柱一
風土とハーモニーし,風土を活かし,風土を光らす社会基盤施設づくりの工学,「風土工学」はどのような学問か,これまで既に確立している多くの学問の方法論を取り入れた総合的にして包括的な工学である。関係する既存学問分野としては,
① その社会基盤施設づくりということよりそのベースとなるものとして「土木工学」。
② その地の風土を知らなければいけないことより地理学(人文と自然)及び歴史学(主として郷土史)よりなる「風土学」。
③ それに地域の心理特性を扱う「心理学」。地域心理学,統計心理学等々と称されている。
④ そして美しさの追求ということで「美学」や,ものの本質はなにかということの追求として「哲学」。
⑤ どのような頭脳,すなわち思考で考えるかということより,最近とみに発展が著しい「認知科学」。
⑥ 更にものづくりの工学として支援してくれるコンピューター技術「情報工学」等がある。
以上の六つの分野が風土工学を支える基本六学とでも称する学間分野である。
佐佐木綱先生が発展された「風土分析」は土木工学をそのベースとして地域の風土特性と心理学をコンピュータ技術の支援を受けてドッキングさせた大変先駆的な研究である。
長町三生先生が提唱され発展させてこられた「感性工学」は「心理学」とものづくりとしての「実学としての工学」とをコンピューター技術の支援を受けてドッキングさせたものとみることができる。
「風土工学」は以上の二つの方法論をベースにおき,更に,地域の風土のアイデンテイティとは何か。美とは何か。それらはどのような構造になっているのかということを分析するため「美学」「認知科学」の方法論を取り入れコンピューターの支援を受けて土木工学のものづくりに適用しようとする実学ということができる。
「風土工学」の位置付けとしては三つの観点がある。
まず第一の観点は「風土工学」は以上の諸学問を総合的に取り入れた新しい工学と見る。
すなわち,Integrated(総合)工学の視点である。
第二の視点は「風土工学」は以上の諸学問の境界領域の学問と見る。
すなわち,Interdiciprinated(境界)工学の視点である。
第三の視点は「風土工学」はもともとCivil Engineering市民のための工学である土木工学そのものであるとの視点である。
すなわち,土木工学はそもそも総合工学なのであるという視点である。
第三の視点には更に二つの観点が成り立つ。その①は総合工学としての土木工学を構成する土木計画学,構造工学,地盤工学,水工学等と同様に一つの部分と見る視点である。
その②は環境問題を内部目的化する土木工学として環境建設工学と名前をつけ土木工学を内部に包含し土木工学に代わるべきものとして命名しようとする考え方に立つのと同様な考えに立つものとして位置付けたらどうかという考え方も考えられる。
「風土工学」の名付け親である佐々木綱,京大名誉教授は,土木改名論が華々しく論議されておるころ土木工学は「風土工学」と改名すべきではないかと提唱されていたことを思い出す。
いろいろな見方が成り立つが,急激な発展をとげている認知科学等基本六学の応用分野である。それらを,順次取り入れることが可能な奥行きの深い工学であるだけに「風土工学」の今後の更なる大きな発展が期待されている。
参考文献
1 長町三生:「感性工学のおはなし」,日本規格協会,1995.7
2 長町三生:「感性商品学」感性工学の基礎と応用,海文堂出版,1993
3 佐佐木綱:「風土とまちづくり」(その第1歩),技術出版,1991.11
4 佐佐木綱:「風土とまちづくり」(その第2歩),技術出版,1991.11
5 竹林征三:「風土工学誕生の時代背景」,土木技術資料Vol.38,No.11,pp20~24,土木研究センター,1996.11
6 竹林征三:「地域おこしの構造と風土工学の役割」ダム技術,No.120,pp15~24,ダム技術センター,1996.9
7 竹林征三:「わが町の宝・湖水と花」湖水の文化史シリーズ 第1巻,山海堂,1996.7
8 竹林征三:「湖畔の散歩道」湖水の文化史シリーズ 第2巻,山海堂,1996.9
9 竹林征三:「湖畔に刻まれた歴史」湖水の文化史シリーズ 第3巻,山海堂.1996.12
10 竹林征三:「湖水誕生と文化」湖水の文化史シリーズ 第4巻,山海堂,1997.5
11 竹林征三:「地図に刻まれる湖水の堤」湖水の文化史シリーズ 第5巻,山海堂,1997.5
12 竹林征三:「ダムのはなし」技報堂出版,1996.2
13 竹林征三:「甲斐路と富士川」一川を守り道を拓く一 土木学会 山梨会1995.10
14 国土開発技術研究センター「自然になじむ山岳道路」一ダム付替道路の事例より考える一 山海堂,1996.11
15 廣瀬利雄・竹林征三・「ダム・堰と湖水の景観」山海堂,1994.11
16 竹林征三:「風土五訓と風土工学」JAClC情報45号Short Report,pp46~49,㈶日本建設情報総合センター 1997.1
17 「風土工学のすすめ」竹林征三地質官に聞く,①~⑤日刊建設工業新聞 1997.1.13~1997.1.21,全て2面
18 竹林征三:「風土工学序説」技報堂出版,1997.6
19 テクノ紀行・風土工学のすすめ ①~⑤ 日刊工業新聞テクノコメンテター 竹林征三,1997.5.7~