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九州川の風景フォトコンテスト
~SNSを活用した写真募集~

国土交通省 九州地方整備局  
河川部 河川環境課 計画係長 
前田薫

キーワード:九州川の風景、#九州川フォト、川の写真

1.はじめに
近年、全国的に雨の降り方が変わってきており、州においても堤防越水や内水等による、未曾有の洪水被害が発生しております。
一方で、川は多くの「恵み」をもたらし、地域の活性化、観光・賑わいの拠点として大きな魅力、可能性を有しています。
このような背景の中、今回の「九州川の風景フォトコンテスト(図-1)」は、九州の川の様々な魅力、楽しみについて写真撮影を通じて、気づいてもらうとともに、投稿写真を見た方にも川の魅力、楽しみなどを知ってもらうこと、また、これらの写真を広く紹介することで、各地における魅力ある川づくりの推進を図り、さらに、募集テーマの一つに、「カッコいい!河川工事の写真」として募集を行うことで、「建設現場の担い手不足」に対し、建設現場の魅力を知ってもらうことも狙いとし開催しました。

2.フォトコンテストの概要(図-2)
(1)募集期間
令和2年1月20日~令和2年2月20日

(2)テーマ
九州管内(福岡、佐賀、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島県)の河川における
・川の魅力(風景、自然、恵み等)を感じる写真
・川の楽しさを感じる写真
・カッコいい!河川工事(治水や環境整備など)実施中の写真

(3)募集部門
○facebook(フェイスブック)部門
○instagram(インスタグラム)部門
※各部門同じ写真の重複応募は不可

(4)作品賞(部門毎)
○最優秀賞1点
○優秀賞13点
○いいね!賞1点

(5)応募方法
九州川の風景フォトコンテストのSNS専用サイト(図-3、4)をフォローし、応募者自身が撮影した写真を、フェイスブック、インスタグラムいずれかのアカウントからハッシュタグ(#九州川フォト#○○県#○○川)つけて投稿・公開する。一人何点でも応募可能等。

3.フォトコンテストを振返り
(1)良かった点
今回のフォトコンテストの応募方法は、手軽に投稿が可能なSNS(facebook、instagram)を採用したことで、多数の応募に繋がり、投稿された写真はSNS上で閲覧可能なため、投稿者をフォローする方にも見て頂くとともに、シェアして拡散して頂くなど、多くの方へ九州の川の魅力を発信する良い機会となったと思います。
また、募集期間が約1ヶ月の短い応募期間でしたが、応募者91名(facebook35名、instagram56名)より総数302点(facebook130点、instagram172点)の応募を頂けたことは、大変ありがたく思っています。
審査結果(※)の記者発表後には、複数の新聞社より、今回の「九州川の風景フォトコンテスト」の取組みについて記事にしたい旨の問合せがあり、後日、各紙面にも審査結果とともに掲載されています。マスコミの方にも反響があったことは喜ばしく、効果的な広報に繋がったと感じています。
※http://www.qsr.mlit.go.jp/press_release/r2/20062401.html

(2)次回への課題
①応募方法におけるハッシュタグ(#)
SNSにおいて、特定のキーワードの前に#(ハシュタグ)をつけることで、目的の写真を一度に検索できる機能があります。当該フォトコンテストにおいても実行委員会事務局(以下、「事務局」)が投稿頂いた写真の集約・整理を行うために、応募方法として、写真と合わせて投稿本文に#九州川フォトをつけて投稿を条件としました。しかし、facebookについては、このハッシュタグ(#)での検索が、募集後に適切に機能しないことが判明し、このため、応募期間中に#九州川フォトをけて投稿して頂いた写真を見落とすことがないように、定期的に新しい投稿写真がないか、フォローアップする必要があり、かなりの労力が生じ、次回へ課題を残しました。

②審査について
審査方法は、最優秀賞、優秀賞については「九州川の風景フォトコンテスト」実行委員会により選任された審査員により選定頂きました。
当初は、審査員一同が集まった審査会方式で、令和2年2月末に開催の予定が、新型コロナウィルス感染症の影響で延期、4月に入ると非常事態宣言発令も重なったことから、今回は、応募のあった写真を事務局で整理したものを、審査簿と合わせて審査員に送付し机上で審査頂き、その審査簿をもとに、入賞作品を決定していきました。コロナ禍での応募写真の集計・整理、審査となり結果を公表するまでに期間を要しましたが、次回は、審査会をオンライン方式にて行うなど、新しい生活様式のあり方も踏まえる必要があると感じています。

4.フォトコンテスト審査結果
(1)facebook部門入賞作品
①優秀賞(13点)

○季節を感じる写真(5点)

○川の楽しさを感じる写真(2点)

○カッコいい!河川工事写真(3点)

○川の風景、魅力を感じる写真(3点)

②いいね!賞(1点)

③最優秀賞(1点)

(2)instagram部門入賞作品
①優秀賞(13点)

○季節を感じる写真(5点)

○川の楽しさを感じる写真(3点)

○カッコいい!河川工事写真(3点)

○川の風景、魅力を感じる写真(2点)

②いいね!賞(1点)

③最優秀賞(1点)

5.まとめ
今回、5社共催の形ではありましたが、整備局として初の試みとなるSNSを活用したフォトコンテストを実施し、良かった点、次回への課題が見えてきました。
「九州川の風景フォトコンテスト」は、令和2年度も継続し開催します。
フォトコンテストを通じて、より多くの皆様に川の魅力を再発見してもらい、実際にその風景を見に現地を訪れたり、写真撮影に訪ねてみたりと、コロナで落ち込んだ観光復活の一助になることも期待しています。また、工事現場での格好いい技術者を切り取った写真で建設現場の魅力を伝え、建設産業の担い手不足解消の一助になることも大いに期待しています。
また、今回の入賞作品については、時期を見て「九州川の風景写真展」の開催を予定しいるところです。最後に、今回のフォトコンテストにご応募頂いた皆様及び審査員、共催者のみなさまに、心より感謝をいたします。

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