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九州地方計画協会

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全国から川の活動家を集めた「第2回 川に学ぶ体験活動発表交流会 in 北九州」が平成14年10月12~14日に北九州市の紫川をフィールドに盛況に開催され、延べ320人の参加がありました。

本会は、様々なかたちで川の活動を実践されている方々の活動発表の機会を設け、その成果を共有・蓄積していくため、昨年度の岡山大会に続いて開催されたものです。

■ 第1日目 シンポジウム

21団体におよぶ全国からの体験活動発表を中心に、講演、パネルディスカッションと実行委員による環境劇が行われました。ユニークで熱気あふれる体験活動発表に加え、パネルディスカッションでは活発な会場との意見交換があり、また環境劇も好評で、楽しんでいただきました。夕方からの交流会は川辺の雰囲気の川屋台。紫川に架かる橋の上で、全国各地からのお国自慢料理や北九州の郷土料理に舌鼓を打ちながら、秋の夜長に参加者同士の交流を深めることができました。

■ 第2日目 体験活動

机上の議論だけでなく、実際に川で五感を使って体験することで、川との絆を思い起こしていただこうと、紫川流域をフィールドに「川と生き物」、「着る・食べる・作る」等と題した8つのコースに分かれて体験活動を行いました。日ごろから川で活動をされている参加者も、新たな川の一面が発見できたようで、「今後の地域活動に生かしたい」という意見もありました。

■ 第3日目 オプショナルツアー

北九州地方を代表する河川である遠賀川の流域を巡りました。全国でただ一つの鮭神社をはじめ、かつて炭鉱で栄えた流域の川筋気質に触れることができました。

今大会での繋がりから、これから北部九州・山口、さらには九州・全国へ得られた成果を広く発信していきたいと考えています。

なお、本会は(財)河川環境管理財団からの河川整備基金および福岡県河川協会からの助成金により開催しました。

オプショナルツアー(鮭神社)

鮭を奉る「鮭神社」で、神主の大里さんから、鮭神社の歴史について説明を受けている様子。また、このあとも、木屋瀬宿場町や礫間浄化施設の視察を行った。

体験活動F(川と音楽)川沿いに生えている竹を使って、シーク(アンデス地方の楽器)を作っている様子。初めての体験で、すごく感動して、これからの活動に取り入れたいと言っている人もいた。

環境劇「川博士と子供達の紫川大冒険」実際に紫川で体験活動を実践している子どもたちと実行委員会有志により、昔は黒い川と呼ばれていた紫川が市民の力により蘇りつつある様子を、脚本を作らずに即興で演じた。

川屋台(交流会)シンポジウム終了後の川屋台。参加者同士の交流・意見交換の場として、紫川の橋の上に屋台を設け、全国や北九州からの自慢の料理を味わっていただいた。

体験活動発表会(シンポジウム)全国からの21団体による、体験活動発表の様子。1組あたり6分間の発表時間の中で、全国の川にかかわる魅力的な活動を聞くことができ、非常に参考となった。

体験活動D(気が付いたら夕方だった)紫川の上流川原橋付近で、コース名のとおり、時間を忘れて魚取りを楽しむ参加者の様子。実際は、朝から開始したので、”気が付いたらお昼だった”。

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