わが国の二酸化炭素排出総量と運輸部門,
自動車部門の排出量の推移
自動車部門の排出量の推移
地球の気温は上昇傾向にあり,海面上昇や生態系の変化など,今後深刻な問題の発生が指摘されている。地球温暖化防止のため、民生,産業,運輸の各部門が二酸化炭素排出抑制に努めることが必要であり,わが国の二酸化炭素排出量の2割弱を占める自動車交通においても,積極的に二酸化炭素等の温室効果ガスの排出抑制に努める必要がある。
平成9年12月に気候変動国連枠組み条約第3回締約国会議が京都で開催され,2000年以降の二酸化炭素等温室効果ガス削減の枠組みが定められる。