皆さんは がぐれ という言葉をご存じですか?
がぐれ とは都城地方の方言で カッパ のことです。「がぐれんす」とは カッパの住みか という意味です。
地域子ども教室「がぐれんす」は、大淀川流域で活動しているNPO法人「大淀川流域ネットワーク」が川を中心とした自然体験活動を通じて、子ども達が楽しく安全に川とふれあい、川に学ぶ事を目的としています。
この教室は、都城市にある大淀川ウエルネスパーク「川の駅公園」で月4回、土曜日を中心に開催されています。毎週地域の方々がカヌー教室、川の安全教室、竹を使った水鉄砲つくり、川流れなど、様々なカリキュラムを実施しており、今年4月の開校以来8月までの5カ月間で延べ360人の子ども達が参加しています。
運営にボランティアで参加している宮崎大学大学院生の菅慎一郎さんに子ども達の様子などを聞いてみました。
「4月に開講した当初は緊張気味だった子ども達も、回を重ねる毎にのびのびと参加するようになりました。特に7月に入り川遊び本番の時期になると子ども達はカッパのように生き生きとしていました。教室は来年の3月までありますので、これからも四季を通じたいろいろな遊びを子ども達に伝えていきたいです」
こうした活動を通じて、将来を担う子ども達が1人でも多く川とふれあうことが、やがて大淀川の水環境改善へつながっていくことを期待しています。
●水生生物調査生物の種類を調べます
●水生生物調査生物を採取します
●めだか観察会の様子
●カヌー教室
●大人も子ども達と一緒に楽しんでます
●竹で作った水鉄砲
●ライフジャケットを着けて川流れ
●滝にうたれて修行中?
●飛び込み大会