西郷隆盛ゆかりの地・鹿児島は、総面積の約7割を山地が占めています。
噴煙を上げる桜島や、県北部から南部へと伸びる霧島火山帯、県北西部を貫く出水山地など、そのイメージはまさに、たくましく男性的な、薩摩の国そのもの。
県内には川内川や肝属川をはじめとする大小さまざまな川が流れていますが、周囲の環境に配慮した川づくりを行うことで、流域には心安らぐ自然の風景が数多く残されています。
土木技術者が情熱を傾けて、県内の山・川・海を大切に育んでいる鹿児島。
波乱に富んだその歴史とともに、南九州観光の要としての魅力にあふれています。
●藺牟田池県立自然公園(祁答院町)
●長目の浜(上甑村)
●曽木の滝(大口市)
出水・隼人
毎年約1万羽の鶴が飛来することで知られる出水には、武家屋敷跡や関所跡などが残り、薩摩藩の歴史をたどる地としても知られている。川内川流域には宮之城温泉、鶴田ダム、曽木の滝などが素朴な自然の表情を見せる。
吹上・指宿
西側には47kmの砂丘がどこまでも続く、日本三大砂丘のひとつ・吹上浜。東側は南国の雰囲気あふれる温泉リゾート・指宿。両側に南九州を代表する観光地を有する薩摩半島。それぞれに異なる鹿児島の魅力をたっぷりと満喫できる。
桜島
噴煙を上げながら錦江湾に浮かぶ、ダイナミックな桜島の姿。これぞ鹿児島の代表的な風景だ。大隅半島とは陸続きで、付近には美しい海の風景に彩られた温泉や湖などのほか、鹿児島の歴史を感じる見どころも多数存在している。
霧島
天孫降臨の地として知られる霧島には、天降川や霧島神宮、高千穂峰など、神話に彩られたさまざまなスポットが観光客を魅了している。周囲には豊かな自然に恵まれた霧島高原が広がっており、天降川沿いには風情あふれる温泉地が点在。
離島
屋久島に種子島、トカラ列島、そして奄美諸島。鹿児島南部の太平洋にはいくつもの離島が浮かんでいる。どの島にも独自の文化があり、自然があり、人々の豊かな暮らしがあり、もう一つの鹿児島の「顔」を形成している。
●鹿児島市街と桜島
●花瀬公園(田代市)
●霧島連山
●新川温泉郷(牧園町)
●石橋公園(鹿児島市)
●千尋滝(屋久島)