一般社団法人

九州地方計画協会

  • 文字サイズ
  • 背景色

一般社団法人

九州地方計画協会

  •                                        


江戸時代には港町・宿場町として栄え、明治以降も酒造や水産加工業に支えられて発展した浜川の河口付近は、『肥前浜宿』としてその町並みが残る。当時の面影を色濃く残す全国的にも珍しいスポットとして、各地から多くの観光客が訪れている。

浜川に沿って延びる大村方・八宿・中町を中心としたエリアは白壁・土蔵の町屋建築。浜川に交わって広がる庄津町・金屋町は草葺きの町家建築。このように、浜川をはさんでまったく異なる町並みの風景が広がっているのも肥前浜宿の特徴のひとつ。窓枠、入り口、屋根、壁など、さまざまな工夫を凝らした建物は、どれも個性的で見ていて飽きることがない。潮風に吹かれてのんびりと散歩を楽しみながら、古き良き時代にタイムスリップできる。

また、浜町八宿から中町に抜ける『酒蔵通り』は昔ながらの佇まいを見せる数軒の醸造元が残っており、煉瓦造りの壁や高い煙突の風景などを写真やスケッチで残す人々も多い。ここでは、酒造りの工程を見学することもできる。


上の記事には似た記事があります

すべて表示

カテゴリ一覧