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色鮮やかな総漆塗りの楼門がひときわ美しい祐徳稲荷神社は、伏見稲荷、笠間稲荷とともに日本三大稲荷のひとつ。京都・花山院の娘で、旧鹿島藩主・鍋島直朝の夫人となった万子が、嫁ぐ際に京都御所の勅願所であった稲荷大神の分霊を勧請して奉祀したもので、耕作の神、漁業の神、商工業者の神などを祀っている。参拝者の数は九州では太宰府天満宮に次いで多く、年間約250万人。神域内には神殿、拝殿、回廊、神楽殿などがある。


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