※お父さん、お母さんもお子さんと一緒に読んでくださいね。
●楽しく学ぶ防災知識
●災害がおきたらどうする?
雲仙岳の土石流の話は聞いたことがあるよ。そうだ桜島はいつも噴煙が上がっているね。
そうじゃ。桜島は活火山でたびたび大噴火が起こっているんじゃ。安永の噴火(1779)をはじめ、大隅半島とつながった大正3年(1914)の噴火、平成12年(1994)にも大噴火をしているのだよ。住んでいる人や農作物への被害、土石流で砂防工事をしている人が犠牲になったこともあるんだよ。
●ものしりシアター
●土石流が体感できる桜島土石流シミュレーター
●桜島の噴煙と野尻川が見学できる
●3階・集中監視施設
噴火で土石流が流れてきたの?
こわいのは雨なんじゃ。10分間に3ミリ程度の雨が降っただけでも、ものすごい勢いで土石流が流れてくるのじゃ。ここでは、土石流の恐ろしさや災害を防ぐ、砂防のたいせつさを勉強できるんだよ。
●野尻川と砂防センター
●桜島国際火山砂防センター正面
砂防センターは、野尻川の河口のあたりにあるんだね。博士、桜島には川が19あるよ。
おう、よく気がついた! 花マル! 川だけど水が流れていない? いいところに気がついた。にじゅうマルじゃ。いったん雨が降ると、地ひびきをあげて、この川を土石流が流れる。この島の子どもたちは、そのたびにドキドキしてる。このセンターもゆれるほどだよ。19ある川のうち10の川を、センターで監視している。センターのそばの野尻川では、1年に20回近くもドドーッツと土石流がおそってくるのだ。
●野尻川と砂防センター
●桜島国際火山砂防センター正面
砂防センターは、野尻川の河口のあたりにあるんだね。博士、桜島には川が19あるよ。
おう、よく気がついた! 花マル! 川だけど水が流れていない? いいところに気がついた。にじゅうマルじゃ。いったん雨が降ると、地ひびきをあげて、この川を土石流が流れる。この島の子どもたちは、そのたびにドキドキしてる。このセンターもゆれるほどだよ。19ある川のうち10の川を、センターで監視している。センターのそばの野尻川では、1年に20回近くもドドーッツと土石流がおそってくるのだ。
はやく館内のこと教えて!
まず、2階だ。「ものしりシアター」で火山や土石流のことを勉強しよう。あとは自由に見学や体験をしよう。
- 「桜島土石流シミュレーター」この部屋では、じぶんが土石流になって、流れおちるかんじがすごいよ。
- 「土石流のメカニズム」のコーナーは子どもたちにはもちろん、大人にも大人気。自分の力と土石流のパワーを比較できるんだ。
- 「防災情報シミュレーション」実際に災害がおきたらどうすればいいのだろう。疑問が分かりやすく解決する。
- 「防災意識診断」イザというとき、なにを用意したらいいの。コンピュータで質問に答えると、きみたちも防災博士になれるよ。
- 「土石流観察ゾーン」ここでは野尻川が観察できるよ。土石流は、ときには川から道へはみ出して流れる。日本のすぐれた砂防技術で、安全に土石流を流しているのだよ。
- 2階はビデオや展示物で土石流の恐ろしさと砂防のたいせつさが学べるよ。 3階は「集中監視施設」と「桜島砂防出張所」だ。土石流発生の監視や砂防工事で地域の安全を守っているのだよ。