高良川の礫間浄化施設について
筑後川工事事務所
礫間浄化法とは,河川の自浄作用を応用した浄化法であって,礫を何層にも積み上げることにより,瀬の浄化機能を増幅させ,短い距離で浄化をはかろうというものである。
筑後川工事事務所は,筑後川の水質保全と河川敷の水辺公園への送り水を創生するために,本川流入BOD負荷量の大きい支川の高良川を対象に浄化対策を計画し,礫間浄化法による施設の工事が急ピッチでなされている。なお,浄化施設沈積泥は間欠式エアレーションにより排泥する計画となっており,平成元年度の完成を目指している。