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新型水面清掃船

遠賀川河口堰貯水池内では滞留ゴミの除去作業を行っていますが,更に清掃作業能力の向上を図るため,ユナイテッド・マリン・インターナショナル社(アメリカ)が製造し,三菱重工業㈱が販売契約を行っているマリンスキマー(MS16-12000B)という作業船を導入することになりました。この船は,アメリカ,フランス,韓国の発電所・港湾等で活躍しており,今後のダム湖等の清掃作業効率化に一石を投じるものとして期待されています。
この船には,河口堰ゴミの性質に合った改良を行っており,双胴形平甲板船の船首部分にある「くわがた虫の角」に似た動きをするゴミ掻き寄せ装置(ウィングコンベヤ)でゴミの掻きほぐしや船首中央への誘導を行い,船体中央部のコンベヤにより水面からゴミをすくい上げ集積する構造・特徴を持っています。

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