平成4年度の建設投資は，政府投資，民間投資ともに前年水準を上回り，前年度比2.8％増の86兆700億円程度となる見通しである。

実質では，前年度比1.0％増の72兆3,300億程度となる見通しである。
　（昭和60年度価格，以下同じ）

（1)　政府投資は平成4年度予算において前年度を上回る公共事業費が確保されたこと等から，前年度比6.0％の30兆900億円程度（実質では，前年度比4.4％増の25兆8,200億円程度）となる見通しである。

（2)　民間投資は，民間住宅が昨年に比べてやや増加傾向が予測されること等から，前年度比1.2%増の55兆9,800億円（実質では，前年度比07％減の46兆5,100億円程度）となる見通しである。