嘉瀬川や松浦川など、県内を流れる河川は、肥前の国にいくつもの文化や 繁栄をもたらしました。
もちろん、これらの川は今でも、人々の生活を支えるたくましい存在です。
海や山の織りなす素晴らしい自然と、さまざまな歴史の香り漂う佐賀の魅力は、県内の各エリアに広がっています。
●1.富士町・三瀬村/21世紀県民の森
●2.唐津市肥前町/いろは島
●3.七山村/国際渓流 滝のぼりinななやま
●4.唐津市相知町/見帰りの滝
●5.唐津市呼子町/呼子大橋
●6.鹿島市/鹿島ガタリンピック
北部エリア (画像1,2,3,4,5)
玄界灘沿岸に広がる佐賀県北部エリアは、海の美しさを十分に堪能できるスポットが点在している。情緒あふれる城下町として人気の唐津を歩けば、潮風を受けてそびえる唐津城の雄姿にしばし心を奪われる。周囲は玄海国定公園に指定され、白砂青松の海岸線が延びる虹ノ松原も北部の特徴的な風景のひとつだ。呼子町では、名物の朝市をはじめ、海の幸を満喫できる観光地としても知られ、福岡近郊からの手軽なドライブルートとして人気。また、中央部にほど近い富士町では、四季折々の山の自然を楽しむ家族連れでにぎわう。
南西部エリア (画像6,7,8,9)
佐賀県南西部エリアには、全国的に知られる佐賀の見どころが目白押し。まずは九州有数の温泉地として知られる武雄・嬉野。両温泉とも個性的な宿が軒を連ね、各地から訪れる観光客を魅了している。また、古い歴史に彩られた有田・伊万里の焼きものは、日本の代表的な伝統文化として、今や世界からも注目される偉大なる財産のひとつ。さらに、鹿島市に広がる有明海の干潟は、有明海の海の恵みを肌で感じる、貴重な生きものたちの宝庫である。毎年春に干潟で行われるガタリンピックは、大勢の人々が参加する市の一大イベントだ。
東部エリア (画像10,11,12,13)
九州自動車道の鳥栖ジャンクションを中心に広がる佐賀県東部。九州を東西南北に分ける交通の拠点であるこのエリアは、決して派手ではないが、静かで趣のある町の雰囲気が楽しめる。スポーツスタジアムや大型商業施設のオープンによって注目を集めた鳥栖市内の高台には、ツツジや紅葉で知られる大興善寺が高台から町を見下ろす。手延べ素麺で有名な神埼町は、クリークの発達によって独自の町並みを形成。昔ながらの表情をかいま見ることができる。また、豊かな自然に恵まれた脊振村や三ツ瀬村一帯は、圏内の癒やしのスポットとしても注目を集めている。
中央部エリア (画像14,15,16,17)
一面に広がる佐賀平野、田んぼや畑がどこまでも続くのどかな風景。それが、県内随一の米どころでもある佐賀県中央部。県の農産物の多くはこのエリアで生産されているが、中でも千代田町の秋の風物詩・菱の実取りは有名。クリークで栽培される菱の実を、ハンギーと呼ばれる独特の桶に乗って収穫する人々の姿が印象的だ。また、このエリアは県の歴史を感じる史跡なども多数残されている。佐賀平野の南端・有明海に面する佐賀空港は、付近一帯のシンボルとも言えるだろう。
●12.千代田町/下村湖人生家
●13.三瀬村/三瀬ルベール牧場
●14.佐賀市/佐賀城本丸歴史館
●15.佐賀郡東与賀町/シチメンソウ
●16.有明海の夜明け
●17.大和町/肥前大和巨石パーク