国土交通省では、平成9年度に河川法を改正し、新たに河川環境の整備と保全を河川管理の目的に位置づけるとともに、河川行政への市民参加を積極的に呼びかけているところであり、従来から取り組んでいる健全な水環境の形成による清らかで豊かな水量・水質の確保のための施策の推進と、地域住民の理解と協力、関係諸機関との連携強化を進めることがますます重要になっています。
このような社会情勢を踏まえ、全国各地に組織された水質汚濁対策連絡協議会の活動が積極的に展開されるとともに、広く一般に水環境保全と再生に取り組んでいる関係者が一堂に集い、人や川との交流と活動報告や情報交換を通じ、水環境の保全と再生に対する住民意識の高揚を図ることを目的に実施されるものです。
平成3年7月までに、全国109水系すべての水系において「水質汚濁防止連絡協議会」を設置したのを記念し、平成3年度より毎年8月に開催しており、今回は数えて12回目、東北地方では平成5年に石巻市で開催して以来2回目となります。
●実施概要 | : | 表のとおり |
●主催 | : | 「水環境フェア2002in仙台」実行委員会(仙台市、宮城県、国土交通 省 実行委員長:仙台市長) |
●対象 | : | 一般市民及び全国の水環境改善に取り組んでいる関係者 |
●全体テーマ | : | 「水が育む、豊かな暮らし・人・まち」 “伝えよう、杜の都・広瀬川から” |