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宮崎ダムは長崎市南部にある西彼杵郡三和町の二級河川宮崎川水系宮崎川に長崎県が建設を進めている生活貯水池(治水ダム)です。

高さ27m、長さ154m、総貯水容量16万4千m3のゾーン型アースダムで平成14年6月にダム本体工事を完成させ、10月からの試験湛水を計画するとともに、ダム周辺では新たに出現する湖面を生かしたくつろぎ、レクリエーションの場を提供するための遊歩道、展望所等の施設整備による公園化を進めています。

宮崎ダムがある長崎半島は野母半島県立公園に指定されており、青い海と豊かな自然に恵まれています。ダムの近くには悲しい阿池姫伝説で有名な川原大池や多くの海水浴客で賑わう川原海岸が隣接しています。特に自然に囲まれた川原大池は大物のへら鮒、ブラックバスの釣り場として有名なほかオシドリ、マガモ等多くの野鳥が見られることから年を通して多くの人が訪れています。

長崎の市街地を抜け国道499号を一路南へ、そこは自然豊かな三和町です。北西に東シナ海、南東に天草灘が広がり青い空、まばゆい海。ぜひ、長崎観光の際は足を延ばして宮崎ダムへお立ち寄りください。

写真中央部を上下に流れる宮崎川の上流部に宮崎ダムがある。 写真上端は東シナ海、手前は天草灘。左下の池が川原大池と川原海岸

(撮影 平成14年3月)

試験湛水を待つ宮崎ダム ゾーン型アースダムの本体盛り立ては完了している。貯水池内は全面ブランケットを採用

(撮影 平成14年3月)

川原海水浴場

川原大池

川原大池

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