※お父さん、お母さんもお子さんと一緒に読んでくださいね。
水道って、栓をひねるとジャーッといつでも出てくるでしょ、博士。どうしてかんたんな水道の学習をするの。
これはまいった。はて、水道の水を家からぎゃくにたどるとどこに着くかな。
う~んと、水道管だ!で~、浄水場! それから…ダムや川でしょ?
すごいぞ、よくできたの。もうひとつ地下水も利用されているんだよ。地下水で水道水をまかなっているのは熊本市じゃ。熊本市には地下水の流れと水道のしくみがよく分かる『水の科学館』があっての、楽しく学習できるんじゃ。
しくみを先に教えて!
「地下水のながれ」
海や川の水がじょうはつして、雲になり、雨を降らせ山の緑の中にしみこんで川になったり地下にしみこんで地下水になるんだよ。
- 阿蘇山の西がわでふった雨は、川へ流れたり、じょうはつしたり、森や田畑などから地下へしみこんだりします。
- 地下へしみこんだ水はながい年月をかけ、きれいでおいしい地下水となって熊本市へながれてきます。
- 江津湖や八景水谷で地下水がわきでています。この水源地の井戸でもこの地下水をくみあげています。水源地でくみあげた地下水は、いろんな水道しせつをとおって私たちのもとへとどきます。
わぁ!なかの池が楽しそうだ!
ハンドルをまわすと水が上ってくる「アルキメデス」、むかしの人が使っていた「手押しポンプ」、モニュメントや人工の湧水池もあるよ。館内の水は屋根に降った雨水を利用しているんだよ。まず、つぎの4つのことをおぼえて館内にはいろうかの。
- 熊本市の水道は大正13年(1924年)につくられた。
- 熊本市の水道水はすべてが地下水である。
- 国の「おいしい水」研究会で全国3位になった〔昭和59年(1984年)〕
- やく64万人の人たちに1日およそ24万立方メートルを給水している。
レクチャーホールでは120インチの大きなスクリーンで、水と水道水のことが学習できるよ。これまでの、予習がやくにたって「あっ、知ってる」ということもでてくるよ。
●アルキメデスのポンプ
●手押しポンプ
ねえ、ねえ、博士。
「水の実験室わくわく」っていう部屋があるけど。
ペットボトルをつかって実験をしてみよう。
「どうしたら水ははやくぬけるかな」ヒントは水にトルネード(たつまき)をつくること。 ほかに圧力をいかす「金魚のひみつ」や「噴水のひみつ」でも遊んでみよう。
ところで、みんなの住んでいる地域の水道のしくみも勉強してみよう。きっと地域の水ハカセになれるはずじゃ。
●住所やアドレスを教えて●
熊本市水道局
(財)熊本市水道サービス公社
「熊本市水の科学館」
〒860-0864
熊本市八景水谷1町目11-1
FAX 096-346-1100
FAX 096-343-2624
入 館 | 無料 |
開館時間 | 9時~16時30分 |
休 館 日 | 毎週月曜 年末年始 (12月28日~1月4日) |
バス | 熊本電鉄バス 「八景水谷」下車徒歩15分 |
電車 | 熊本電気鉄道 「八景水谷」下車徒歩15分 |