本事業では、西鉄天神大牟田線の春日原駅から下大利駅までの約3.3㎞の鉄道の運行を、令和4年8月28日に高架上へ切り替えました。

さらに、この区間の北側に隣接している福岡市においても、約1.9㎞区間で「雑餉隈ざっしょのくま駅付近連続立体交差事業」が実施されており、県、市区間合わせて約5.2㎞の高架切り替えを同時におこないました。

これにより、12か所（市区間合わせて19か所）の踏切がなくなり、踏切による交通渋滞や踏切事故が解消され、安全で円滑な通行が可能となりました。また、高架化を契機に、高架下の空間の有効活用や駅周辺の整備、踏切によって分断されていた地域が一体化されることで地域活性化に大きく貢献することが期待されます。