九州最大の都市・福岡県。アジアの玄関口でもあり、国際色ゆたかなこのエリアは、大都市として発展を続ける福岡市や北九州市、数々の自然にあふれ、農業がさかんな筑後、炭坑の名残を色濃く残す筑豊など、いくつもの表情を持っています。県内には、一級河川の筑後川をはじめ、数多くの川が流れていますが、どれも、古くから地元の生活に欠かせない存在でした。町のあちらこちらで川に彩られた 素晴らしい風景に出会えるのも、福岡の大きな特徴です。
●1.福岡市・福岡ドーム、福岡タワー
●2.福岡市・マリノアシティ
●3.前原市・白糸の滝
福岡エリア (画像1,2,3,4,5)
九州最大の都市として注目を浴びる福岡市は、流行の先端を行く情報発信基地としての”福岡”と、古い歴史を今に伝える”博多”の両方の顔を持つ。天神地区を中心に発展を続ける市内には、百貨店などの数々の商業施設をはじめ、福岡ドームや福岡タワーなど、観光のポイントにも事欠かない。市内には公園や緑も多く、憩いの場として親しまれるスポットも点在し、住む人の心を和ませてくれる。一方で、古き良き博多の歴史を感じさせるエリアも多く、特に、博多駅周辺に広がる呉服町界隈などは、商人の町・博多の顔を今も色濃く残している。また、隣接する太宰府市は、太宰府天満宮をはじめ数々の歴史ある神社・仏閣などが存在し、しっとりとした町並みを形成。市内には、室見川、那珂川、御笠川などの河川が流れ、流域の風景と人々の生活を潤す。
北九州エリア (画像6,7,8)
福岡市に次ぐ県内第2の都市・北九州。その中心となる小倉北区は、再開発により若者が集うアミューズメントパークやビル、文化施設などが急増し、注目を集めている。中心部を流れる紫川は、市民の手によって「鮎の棲める川」として見事によみがえり、四季折々に穏やかな流れを披露している。小倉からさらに北に位置する門司区は、JR門司港駅付近を「門司港レトロ地区」として整備。大陸貿易の基地として栄えた往事をしのぶモダンな建物が並び、異国情緒漂う港町として人気を集め、全国から大勢の観光客が訪れるスポットとなった。門司港を拠点に、下関や山口などをめぐる旅も北部九州で人気のルートだ。さらに、長崎街道の宿場町としての歴史を持つ黒崎地区には、あちこちで街道の名残を見ることができる。市民の生活を担う遠賀川には、大規模な河口堰が造られ、治水の役割を果たす。
筑豊エリア (画像9,10,11)
福岡市に次ぐ県内第2の都市・北九州。その中心となる小倉北区は、再開発により若者が集うアミューズメントパークやビル、文化施設などが急増し、注目を集めている。中心部を流れる紫川は、市民の手によって「鮎の棲める川」として見事によみがえり、四季折々に穏やかな流れを披露している。小倉からさらに北に位置する門司区は、JR門司港駅付近を「門司港レトロ地区」として整備。大陸貿易の基地として栄えた往事をしのぶモダンな建物が並び、異国情緒漂う港町として人気を集め、全国から大勢の観光客が訪れるスポットとなった。門司港を拠点に、下関や山口などをめぐる旅も北部九州で人気のルートだ。さらに、長崎街道の宿場町としての歴史を持つ黒崎地区には、あちこちで街道の名残を見ることができる。市民の生活を担う遠賀川には、大規模な河口堰が造られ、治水の役割を果たす。
筑後エリア (画像12,13,14)
九州最大の一級河川・筑後川に抱かれ、のどかな筑後平野が広がる一帯は、自然に恵まれた北部九州の穀倉地帯だ。商業の拠点となる久留米市は、美術館をはじめとした文化施設がそろい、つつじの名所・百年公園や、高さ約62mの慈母観音像がそびえる成田山でも知られている。さらに南部に足を延ばせば、風情のある町並みと川下りの観光で訪れる人を楽しませてくれる柳川や、家具の町として全国的に有名な大川など、個性豊かな町が控えている。また、秋月藩黒田氏の本拠地であった秋月は九州の小京都と呼ばれ、城下町ならではの雰囲気のある町並みが魅力。その他、江戸時代には豊後街道の宿場町として栄えた甘木や、筑後川沿いの温泉地である吉井や原鶴なども、このエリアの見逃せない観光ポイントだ。
●6.芦屋町・砂浜の美術館(砂像)8月下旬
●7.北九州市・門司港レトロ地区
●8.北九州市・リバーウォーク
●9.田川郡赤村・源じいの森
●10.飯塚市・嘉穂劇場
●11.添田町・英彦山神宮
●12.朝倉郡朝倉町・筑後川の夕景
●13.甘木市・あまぎ水の文化村
●14.柳川市・川下り