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九州地方計画協会

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七瀬川市地区は、河道屈曲が著しく洪水の流下を妨げているため、昭和63年度より捷水路工事に着手し平成8年度に完成しました。

旧川となった河川は、良好な自然環境を有しており、この貴重な水辺空間・自然環境を保全するために平常時は河川流量を旧川に流しています。

また七瀬川は、数多くのニュータウンの存在、近隣農振地域の市街化区域への変更(稙田新都心構想)や七瀬川自然公園整備事業(大分市、平成11年3月完成)があり、水辺整備への要請・期待度は高いものとなっています。

このような都市近郊において、貴重な水辺空間を最大限に生かそうと、平成11年度より七瀬川市地区環境整備事業として工事に着手し平成13年度の完成を予定しています。

工事に際しては、「七瀬川自然公園を支える会(地元自治会)」や漁協関係者、地元住民の方など意見を取り入れ、利用者の立場に立った設計となるように配慮しました。

工事内容は、現況の河岸に設置され景観を害している既設根固めブロックを捨石で覆うことにより水際の多様化・多孔質化を図り、水生生物や魚類の生息環境を確保するとともに低木(ヤナギ)を植栽して景観の保持に努めるとともに、水辺へのアプローチの手段として階段や散策路、飛び石を整備しました。また、生息する魚、昆虫類の生息空間を創出するためワンドを設置しました。

工事が完成している箇所には、親子、学校単位での水辺観察や水遊びの場として有効に活用され、小魚等も多数確認しており事業の効果が発揮されています。

今後も多数の方が利用されることと思います。

施工前の状況(既設根固めブロック)

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