1943年 宮崎県国富町生まれ
全国水環境マップ実行委員会委員、
自然観察指導員、宮崎支部副会長、
国富町山岳会会長
子どもの頃からゴミを拾い続けて60年、
現在に至る。
式部岳山開き
深年川上流
本庄小学校水質調査
大淀川遊び
子どもの頃、母に連れられ野山で山菜を採り、祖父に連れられ大淀川の支流本庄川でボラやウナギを釣って遊んで、自然と戯れる癖がついたようである。中学時代に近くの里山「釈迦ヶ岳(標高830.8m)」に登り、やみつきになり、高校時代は時々霧島連山に登った。成人となり東京に行き測量設計業に従事して、全国の山に仕事と趣味で登り続けた。慣れない雪山では遭難しかけたこともある。
さて、宮崎に帰りふるさとの山・川で遊んでいると何とゴミの多いことか。昔の清流は全く平野部では見られない。あの照葉樹林の町綾町でさえ杉山ばかり。あの豊富な水量はどこへいったのか。
そこで、ふるさと国富町の「釈迦ヶ岳」と「式部岳(標高1,218.9m)」の山開きを始めて10年が経過した。渓谷の流れる音を聞きながら登る登山者の瞳は光り輝いている。森に入り、水の音の心地よさを聞くことで心豊かになってゆくのが分かります。これらの人々が皆、山や川のゴミ問題、水質浄化に努めるならば、きっと昔のふるさとの川を取り戻すことができるでしょう。大人も子どもも遊びの中でこそ心は豊かになっていくと思われます。
今、NPO法人大淀川流域ネットワークを立ち上げ、安全教室や川遊び、水質調査を行ったり、青少年健全育成協議会を立ち上げたりしているが、今後も子ども達に夢を語り、夢を実現させるためにまわりの環境を良くするよう、残りの人生を捧げようと思います。
森が伐採されてしまった山
身近な水環境の全国一斉調査での紙芝居上演
地域こども教室「かぐれんす」