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平成6年度建設省重点施策のポイント

建設行政は,豊かな生活環境づくりへの国民の夢と願いを実現するダイナミックな行政。国民の信頼回復に努めつつ,これを強力に推進していく考え。

基本的考え方(4つの視点)
(1) 政策の目標を生活の質の向上に置くとともに事業の成果が具体的に国民の目に見えるものとすること(生活者の視点の重視)
(2) 国民生活や事業活動のあらゆる面にわたり環境との調和ないし共生が定着することを目指すとともに,地域の文化,景観等も含め,より幅広く「環境」をとらえて所管行政の中で積極的に取り組んでいくこと(「環境」との共生)
(3) 地域の主体的な発想や自主的な取組を尊重すること(地域の主体性・自主性の尊重)
(4)公共事業をめぐる入札・契約制度の在り方等の様々な議論にかんがみ,透明性や効率性など信頼性の回復に努めること(信頼性の回復)

(6つの課題)
① 快適で質の高い生活空間づくり
② 豊かな環境づくり
③ ゆとりのある住生活の実現
④ 活力ある地域づくり
⑤ 建設産業等に対する国民の信頼回復
⑥ 技術開発と国際協力の推進

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