▼仲間港の浮桟橋および旅客待合所(西表島大原) 平成13年度完成
旅客待合所は,竹富町のミンサー模様,カンムリワシの翼を取り入れた平面形とし,西表島の山並みを背景に重なりが美しく映える赤瓦屋根,沖縄建築の特徴である雨端(アマハジ)空間をつくる立面形としている。また旅客待合所前面に整備された浮桟橋は,バリアフリーに配慮し,雨や日差しを避けるために膜構造の屋根が整備され,地域住民及び観光客の利便性や快適性の向上が図られている。(旅客待合所鉄筋コンクリート造(920m2),浮桟橋コンクリートハイブリット構造) (沖縄県提供)