平成13年度の九州地方整備局関係の予算にあたっては，頻繁に発生する水害や土砂災害等，近年の災害動向に対応した災害対策を迅速に実施し，安全で安心できる地域づくりを第一に推進します。また，我が国の新たな発展甚盤の構築に資する施策に一層の重点化を図りつつ，我が国経済を自立的回復軌道に乗せるとともに，豊かで魅力あふれる九州地域を構築するための基盤となる質の高い住宅・社会資本整備の推進を図ります。

特に，日本新生プランの重要4分野への対応を図るとともに，融合・連携施策の推進など統合のメリットを生かした分野への重点化を図ります。

重点事項として

　1. 安全の確保

　2. I T革命の推進

　3. 都市生活の抜本的な改善•まちづくりの推進に繋がる都市甚盤の整備

　4. 循環型社会と美しい日本の形成を目指した環境問題への対応

　5. 少子・高齢社会に対応した暮らしやすさの実現

　6. 生活基盤充実

の施策課題に対応した公共事業について，重点的に所管事業をすすめることとしています。

本年度の事業費内訳は下表の通りとなっています。