イナコスの橋
「イナコスの橋」は別府市のなかほどを流れている境川を挟んで西別府病院前道路から,みどり豊かな南立石公園とを結ぶ,歩道橋として架設されました。
この「イナコスの橋」が架設されたことにより,鶴見校区を始め近隣の方々等にとって,南立石公園が身近に感じられるようになりました。
「イナコスの橋」は友好都市の中国烟台市産の御影石を使用し,日本で初めてのつり橋式サスペンアーチ橋(石橋)です。橋長35.7m,幅員2~2.9mで御影石を木琴状に並べた,虹のような形のアーチ橋。橋の裏側は金属のアングルで支えた逆さつり橋となっています。
平成5年11月に着工し,平成6年3月末までの工期で,総事業費約7,590万円で完成しました。
橋名はギリシャ神話「川の神の名に」由来したもので,命名者は当時小学校6年生であった冨髙将史君が多数の公募のなかから選ばれました。