トップ  >  第43号 2008.07  >  トピックス  >  県営筑豊緑地について
県営筑豊緑地について
                福岡県 櫻 井 章 生
 
1 はじめに
 福岡県飯塚市に位置しています県営筑豊緑地は、平成3年度より本格的に整備を進めていましたが、平成20年4月に概ね施設が完成しましたことから、この機会に紹介させて頂きます。
 
2 公園の概要
 県営筑豊緑地は、福岡県の東西地域を結ぶ国道201号沿いの旧庄内町と旧頴田町(現在はどちらも飯塚市)にまたがる県営公園です。
 福岡県内には県営公園が9ヶ所ありますが、県営筑豊緑地は、筑豊地域に位置する唯一の県営公園であり、筑豊生活圏におけるスポーツ・レクレーション活動の拠点となる公園として、昭和28年に都市計画決定されました。
 都市計画決定された面積156.5haを持つ広域公園であり、平成元年には、建設省(現国土交通省)の都市公園施策である総合的な健康、運動施設整備事業の拠点公園(ウェルネスパーク)として指定を受けました。
 

写真-1 (県営筑豊緑地遠景)

 
 ウェルネスとは、「運動」「休養」「栄養」を3要素として、積極的に身体的及び精神的な健康を目指す精神をいい、これらの精神を総合的に満足させる施設を備えた公園をウェルネスパークといいます。
 
 平成3年度より整備事業に着手し、平成8年度に一部供用を開始した後、整備事業の進捗に合わせて順次供用区域を拡大しており、平成20年4月には新たに6.7haを追加し、面積51.0haの公園として供用しております。
 主な公園施設は、スポーツ施設としてテニスコート、屋内プール、屋外プール、野球場等が、レクレーション施設として大型遊具、芝生広場、野外ステージ、水辺の広場、ちくほうハープ橋、トリム園、多目的グラウンド等があります。
 
 また、公園内には、既存の農業用溜池の烏尾池、泥池、高尾池があり、農業用の水利施設としての機能を有しつつ、公園の修景施設として活用しています。
 
 
  3 整備の概要
 福岡県では、平成3年度に筑豊緑地第1次整備5箇年計画を策定し、平成8年度より第2次整備5箇年計画、平成13年度より第3次整備5箇年計画(後に7箇年計画に変更。)に基づき整備を進めてきました。
 テニスコート、プール、野球場等のスポーツ施設や芝生広場、野外ステージ、水辺の広場、ちくほうハープ橋、トリム園等のレクレーション施設等を順次整備して供用を行ってきており、平成20年4月に多目的グラウンド、泥池周辺等を含む6.7haの供用開始を行ったところです。
 

写真-2 (管理棟と整備された泥池周辺)

 
4 施設の紹介
(1)スポーツゾーン
 「自然を生かした健康運動の場づくり」のゾーンで、主な施設は次のとおりです。
 
○テニスコート 
 屋根付き2面を含むコート13面、練習場1面、オムニコート、ハードコート、ナイター施設を備えています。
 毎年春には、飯塚国際車いすテニス大会が開催されています。
 

写真-3 (テニスコート)

 
○屋内プール
 25メートル屋内プールの他、子供プール、幼児プールスライダー、トレーニングルーム、研修室が併設されています。
 

写真-4(屋内プール)

 
○屋外プール
 観覧席も備えた国内公認50メートル屋外プールで8コース設置されています。
 

写真-5(屋外プール)

 
○野球場
 観客約3,000人を収容でき、硬式、軟式対応のナイター設備を備えた全面人工芝の球場です。
 

写真-6(野球場)

 
○球技場
 サッカー、ラグビー、アメフト、ソフトボール兼用でナイター設備を備えた天然芝の球技場です。
○健康運動広場
 1周300メートルのトラック、3on3バスケットボール、ゲートボール2面、健康遊歩道を備えています。
 

写真-7(健康運動広場)

 
(2)レクレーションゾーン
 「自然環境の中で休養・遊びの場づくり」のゾーンで、主な施設は次のとおりです。
 
○芝生広場、遊具
 大小あわせて約33,940㎡の広場に、ジャングルジムやトランポリンなどの遊具や東屋等の休憩所もあり、ご家族やみんなが遊べる広場です。
 

写真-8(芝生広場)

 
○野外ステージ
 500席の観覧席を備えたステージです。
 

写真-9(野外ステージ)

 
○水辺の広場
 公園内の烏尾池を見渡せる憩いの場です。
○ちくほうハープ橋
 烏尾池にかかる美しい斜張橋で、トリム園に続いています。
 

写真-10(烏尾池とちくほうハープ橋)

 
○トリム園
 公園を一望することが出来る健康増進施設です。
○多目的グランド
 公園で最も高い場所に位置し、公園を一望しながらサッカー、軟式野球が出来るグラウンドです。
 
(3)その他
 その他として、次の施設があります。
 
○シンボル塔
 出会いの広場に設置されており、公園の設置目的であるウェルネス(運動、休養、栄養)をイメージしています。
 

写真-11(泥池とシンボル塔)

 
○管理棟
 公園の中心に位置し、各種施設の受付、会議室、コインロッカー等があります。
○屋根付き広場
 会議室、コインロッカー、バスケットゴール等を備えています。
○駐車場
 公園内8ヶ所に合計約900台駐車できます。中央駐車場から公園へは国道201号を跨いで歩道橋が2ヶ所設置されています。
 
5 維持管理について
 福岡県では、県営公園の維持管理について指定管理者制度としており、筑豊緑地については、平成19年度より公園管理センター・カホスイミング(代表:(財)福岡県公園管理センター)が指定管理者となり、維持管理業務を行っております。
 
6 最後に
 県営筑豊緑地は、福岡県の東西地域を結ぶ国道201号のほぼ中央に位置しており、筑豊地域内からはもちろん、福岡市や北九州市からも車で約1時間で来園できます。
 また、福岡市と田川市を結ぶ急行バスは、公園の目の前に停車します。
 公園の周辺の山や緑、公園内の緑や水面のコントラストが美しい公園ですので、是非一度お越しください。
プリンタ用画面
前
松原ダムの水車を利用した曝気装置による水質改善装置
カテゴリートップ
トピックス
次
地域文化との調和、景観、親水性、自然との共生に配慮した床止工の復旧について 

サイト内検索
防災情報


防災情報提供センター


川の防災情報

かわ情報


九州 川の情報室

みち情報


道守九州会議


九州風景街道


九州の道の駅