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九州地方の水害・土砂災害および渇水被害

九州地方は梅雨前線が停滞しやすく,また,台風の進路にもあたるため,洪水が集中しやすいという気候的特性を持っています。一方,河川は流域面積が小さく,勾配が急であるという地形的特性を持っています。
これらの特性により河川流量は変動が大きく,洪水と渇水とが毎年のように繰り返され,水害被害が日本で一番多く,水不足も日本一という課題を有しています。

平成6 年九州の渇水状況
九州地方直轄20河川のうち6河川は7月の農業用水,上水道,工業用水道の水需要期において少雨による河川流量の低下,ダム貯水量の減少に伴う取水障害が発生しました。そこで,渇水調整を行うため渇水調整協議会等を設け,筑後川水系では筑後大堰よりアオ取水地域への緊急放流,上工水の取水制限および寺内ダムのダム湖底貯留水を含めた総合運用矢部川,遠賀川,松浦川,山国川および緑川の5水系においては,上流ダム等により上工水・農水への緊急放流を実施し水需要期の対応を行いました

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