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建設局理事による講演

記念コンサート

主 催 … 北九州市・株式会社井筒屋
日 時 … 平成17年7月24日(日)10:00~14:40
会 場 … 北九州市立水環境館 多目的ホール
(小倉北区船場町1-2)

平成17年7月24日、北九州市立水環境館では開館5周年記念として「水環境館の今、そしてこれからを考える」というテーマでフォーラムを開催しました。当日は、5人の方をパネリストにお迎えしたディスカッションをはじめ、水環境館のこれまでの歩みについての講演、紫川の四季を紹介しながらの記念コンサートなどを開催。多くの人びとに水の豊かさや大切さを理解していただくことができました。

塩水くさび/淡水と海水に境界線ができる現象「塩水くさび」を直接観察できる全国でもめずらしい施設です。

水環境館の今、そしてこれからを考える


コーディネーター

北九州市ふるさとの川大賞審査委員長


パネリスト

北九州市長

東京大学名誉教授

紫川河川文化交流施設検討委員長

北九州市自然史・歴史博物館館

紫川水先案内人育成塾塾長

水環境館環境学習アドバイザー




矢野 敏行



末吉 興一

高橋 裕


小野 勇一

松永 勝行

諸藤 見代子


まずは、主催者である北九州市長の末吉興一氏の挨拶でフォーラムがスタート。平成2年に発足した、紫川を中心とした「マイタウン・マイリバー整備事業」についてのこれまでのいきさつについてお話がありました。各省・各局との大きな壁があった当時において、その事業化は大変な困難があったこと。市民の皆さまから紫川を今後、どのように整備すべきかのアイデアを募ったところ400通以上もの応募があったこと。にもかかわらず治水関係者からは、河川の安全について市民に計画を委ねるべく意見を聞くのは間違っているとの非難を受けたことなど、さまざまな紆余曲折を経て、今の紫川の豊かな環境ができあがったという内容です。

平成12年7月オープン以来、5年間で約70万人の方にご来場いただいた水環境館。到津の森公園、環境ミュージアム、山田緑地といった市内の他の施設とのネットワークのもとで、世界一の環境を目指しているということが熱く語られました。

引き続き、指定管理者である(株)井筒屋代表取締役の中村眞人氏からのご挨拶、来賓祝辞として国土交通省九州地方整備局河川部長の川崎正彦氏による祝辞の後、いよいよ本題へと入っていきます。

今回のフォーラムでは、パネリストとしてご参加いただいた方々の水環境館との関わりや、今後の水環境館がどうあるべきかについて話し合いました。

パネラーの皆さんと水環境館や紫川との関わり、紫川のこれまでの歩み、「集う、憩う、学ぶ」という水環境館のコンセプト、今後の水環境館についてと、限られた時間の中でその内容は多岐にわたりましたが、皆さんのお話はそれぞれ大変興味深い内容です。

水環境館や紫川との関わりに対して、生物学のご専門である小野さんは、環境館の画期的な設備である川の観察窓について、市民によるこのアイデアに当初はかなりの不安を抱いていたとか。どの位置に窓を設置すればいいのか、川の中の魚は果たして窓の近くに寄ってくるのかなど、さまざまな問題が山積する中で1年間、観察や研究を重ねた結果、エビやカニまで合わせると30種近くの生物が生息し、川岸近くを行き来していることが分かったそうです。

環境館設立の際に検討委員会のメンバーだった諸藤さんは、この施設に子どもたちの意見がたくさん取り入れられたこと、オープン3年目には来場者が比較的少ない昼間に、学校や団体を多く受け入れて、それぞれに対応した環境プログラムを提供しているという報告をいただきました。

紫川の歩みについても、貴重なお話を伺うことができました。かなり汚染が進んでいた紫川にたくさんの魚が戻ったのを目の当たりにした時はかなり感動したという松永さんのお話に続き、小野さんや高橋さんも紫川の再生について今後も積極的に取り組んでいきたいという考えを示されています。

水環境館のコンセプトや今後についても、パネラーの皆さんはそれぞれのご意見をお持ちです。子どもたちが北九州市内の川の研究発表を行うふるさとの川大賞への評価、指定管理者である百貨店・井筒屋さんのプロフェッショナルな接客への評価に対し、末吉市長からは、今後も行政がしっかりと舞台装置を作るようにとの激励の言葉をいただきました。

紫川をより豊かに、美しい川に。そしてたくさんの人が親しめる川に。水環境館には今後もこのような役割を果たしてほしいという皆さんの一致したご意見で、フォーラムは幕を閉じました。


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