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樋脇川は、鹿児島県の北西部、入来町の中心部を流れる一級河川です。

入来町には、国立天文台が全国4箇所に配置した直径20mの大型電波望遠鏡があり、一方、麓集落沿いを流れる樋脇川には、奈良時代、大隅国府と薩摩国府を結ぶ『舟瀬』があったとされるなど地形、地理的に重要な役割を果たしています。

また、鎌倉時代から領主入来院家に伝わる文書は『入来文書』と呼ばれ、東洋の封建制度を知る上で世界的に最も貴重な文献として知られています。

麓集落には武家屋敷群に玉石垣が残り、豊かな緑と歴史がやすらぎを与えてくれます。そして樋脇川では、メダカやアリアケギバチ(ナマズの仲間)といった貴重な魚類が生息し、鳥類ではカワウ、オシドリ、ヤマセミ、カワセミが出現するなど多様な環境が残っています。

河川整備は、たび重なる浸水被害を防ぐ為、河川局部改良事業及び地方特定河川環境整備事業により、周囲の環境に配慮しながら調和のとれた水辺空間の創出を行いました。

武家屋敷群のある左岸側一体は石積護岸とし、擁壁前面に河原の玉石を使うなど町並みに包括されるような景観づくりを行い、また、水辺に触れられるよう親水性を高めました。

川辺に残る樹木は河畔林として残しながら、瀬、淵の保全と相まって樋脇川が持つ本来の自然景観を残すよう努めました。

小城郭をなす玉石群を抜けて架る山河橋には、橋脚に玉石の化粧型枠を使い、高欄は木橋風に仕上げてあります。

かって、島津の殿様や大久保利通公が湯治に訪れたという古い歴史を待つ入来温泉に浸りながら、いにしえに思いをめぐらせてはいかがでしょうか。

山河橋/高欄の明かりが水面に映える

山河橋の木目調高欄からの下流河畔林

山河橋より上流を望む

県指定無形民俗文化財
『麓庖瘡踊(ふもと ほそおどり)』
(昔、疱瘡が流行った際、終息を祈って踊った女性だけの踊り)
山河橋開通式(平成13年12月)

町指定文化財『芽葺門』

玉石垣群

管理道も普段は散策路

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